思いやりとはなんでしょうか? 私はこの物語を通して、子どもたちといっしょに考えていきたいのです。病気・貧しさ・ひもじさ・寒さ・・・現代の日本のようには豊かでない社会で、人々は、また子どもたちはどのように生きていたのでしょうか?王子の銅像と小さなツバメの必死の思いは果たして何を残したのか・・・。クラシカルな名曲と美しいスライドで物語る古典童話の世界です。



● あらすじ ●

むかしフランスのある地方に「幸福な王子」と呼ばれる美しい王子がいました 。
ところが突然王子は亡くなってしまい、 国民は王子の銅像を町にたてました。

ある日エジプトへ渡る途中にやってきたつばめに、王子は一晩だけ手伝いを頼みました。

王子の剣についていたルビーを
貧しいお針子に・・・
そして病気の息子を あおいであげました。

次に王子の眼の宝石を抜いて・・

一つは貧乏な作曲家
「サファイヤだ!これで食べ物が買えるぞ」

もう一つは、こごえるマッチ売りの少女へ
「これでお父さんにぶたれずにすむわ」

 

王子は両目を失いました。

秋が深まってもつばめは王子といっしょでした。
そして両目を失ってしまった王子につばめは・・

一晩中肩に止まり、エジプトのスフィンクスの周りを7周もしたとか
ピラミッドのベッドの話などいろいろな国の話をしつづけました 。

「まだまだ飢えた子どもがたくさんいる
こんどは私の金箔をはがして配りなさい」
そしてとうとううす汚れた灰色の王子に
なってしまいました。

冬が訪れ雪が降り出しました。
つばめは王子に別れを告げると足元に 落ちて死んでしまい、その時王子の心臓もはじけてしまいました。

一夜明けるとクリスマス!
子どもたちは元気になりました。


「こんな汚いものはとっとととりのぞけ!」

大臣は代わりに自分の銅像を
作らせることにしました。


王子の鉛の心臓はつばめとともに
ごみ捨て場に捨てられました。


『あの町でもっとも尊いものを
2つ
持ってきなさい』

天使たちはごみ捨て場から”鉛の心臓”と
”つばめの死骸”を持ち天に向かいました。

ふたりは天国で「永遠の命」をさずかり
天国の門を守りながら幸福に暮らしました 。


この作品は、オスカー・ワイルドの原作のもとに生演奏とスライド映像・語りとでつづられる音楽絵物語です。佐藤文行が翻訳台本を書き、音楽はフォーレ作曲の「パバーヌ」をテーマにフランスの民謡や子供の歌に創作曲をまじえて構成されています。

77カットの美しいスライドは、原作に感動した浅野薫さんが描いてくれた100枚近い原画から作りました。'88年の初演以来計12回の一般公演を通じて多くの観客の涙を誘い、「犠牲的な愛」や「思いやり」について子どもたちの心に問いかけてきました。

 


佐藤文行
音楽物語「幸福な王子」

エレクトーン又はピアノ
ムソルグスキー ♪のみの歌

二期会会員 1名   モーッアルトオペラ「魔笛」より
     

♪おいらは名物パパゲーノ

     

♪恋人か女房がひとりあれば

オスカー・ワイルド   ♪運がよけりゃ
佐藤文行   ♪見果てぬ夢
赤堀文雄   ♪待ちぼうけ
浅野 薫   ♪もう飛ぶまいぞこの蝶々 他
   
* プログラム例: 休憩を含む1時間15分


ピアノ版 (員数4名) ピアノと弦楽合奏団
歌と語り
佐藤文行 * ご予算に応じた演奏形態をお選びいただけます。
ピアノ
ピアニスト 1名    
ソプラノ
二期会会員 1名    
       

エレクトーン版
A. 32万円 [300席以下]
B. 73万円 [1200席まで]
(その他、別途経費についてはお問い合わせください。
また出演者は都合により変更される場合がありますので、あらかじめご了承下さい )

こちらの企画は通常公演の他に、学校教育普及プログラムをご用意しています。
右のアイコンをクリックしプログラム詳細をご覧下さい。



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